飼い犬に手をかまれる(かいいぬにてをかまれる)
恩を与えたものから思いがけず害をうけること。
河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
どんなに上手な人でも時には失敗するというたとえ。
亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)
長年かけて身に着けた経験や知恵は値打ちがあり、尊いもの。
可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)
子供がかわいいのなら、甘やかさずに苦労をさせるほうが良い。
聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)
人から聞くと極楽のように思えるものでも、実際に見ると地獄のようであること。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ)
知らないことを人に聞くのは少しだけ恥ずかしいことだが、聞かずに知らないままでいることは一生恥ずかしい思いをするので、すぐに聞いたほうがいい。
芸は身を助ける(げいはみをたすける)
なにか一つでも優れた特技や芸を持っていれば、生活に困ったときの助けになる。
後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)
自分がしてしまったことを、後でしなければよかったと残念に思っても、取り返しがつかないことという教え。
弘法も筆の誤り(こうぼうもふでのあやまり)
どんな名人でも時には失敗することもあるという教え。
紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
商売に忙しくて、自分のすることをする暇のないこと。