頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
悪事や欠点などをすっかり隠したつもりでいても、その一部が現れている。
後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
後のことはどうなろうとかまわないこと。
虻蜂とらず(あぶはちとらず)
二つを同時に手に入れようとすると、両方とも手に入らない。
案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
何かをする前はあれこれと心配するが、実際にやってみると案外簡単にできるものだ。
石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
つらくても辛抱していればいつかは成し遂げられる(いい結果がでる)ということ。
石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
用心の上にさらに用心を重ねて物事を行うこと。
急がば回れ(いそがばまわれ)
急ぐ時ほど、時間がかかっても安全な方法を取ったほうが良いことのたとえ。
一か八か(いちかばちか)
うまくいくかどうかがわからないがなりゆきに任せること。
一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
どんな小さなものにも、それ相応の意地があるのだから侮りがたいということ。
犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
①出しゃばって何かをすると、思いがけない災難にあうこと。
②外を出歩いていると、おもいがけない幸せに巡り合うことがある。
井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
自分の身の回りのことしか知らないで、もっと広い世界があることを知らないこと。世間知らず。
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
相手が自分を好きになってくれたら、自分も相手を好きになるという意味。
馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
いくら説き聞かせても何の効果もないことのたとえ
海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
ほんの少しの下でや労力で多くの利益を得る。
縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
他人のために苦労や努力をしても認められないこと。転じて、人に知られないが、陰で苦労や努力をすることや、その人のこと。
負うた子に教えられる(おうたこにおしえられる)
時には自分よりも年下の者や未熟な者から教えられることがあることのたとえ。
鬼に金棒(おににかなぼう)
もともと力のあるものが、さらに強力になること。
親の心子知らず(おやのこころこしらず)
親は子供のことをいろいろ心配するのに、子供はそんな親の気持ちも知らないで逆らったり、勝手なことをしたりすること。